ANONYMは「創造」と「対話」をテーマに、小さな旅を続けてきました。
最初は、一杯のコーヒーから始めました。コーヒーという飲み物は、私たちが何かを創造するときのよきお供であり、人と人との対話のきっかけになるツールでもあると思ったからです。
その後、ラインナップにハーブティーを加えました。親しい人との仲を深めるカードゲームも開発しました。文学アンソロジーを編んだり、自らの心に向き合うライティングワークショップを開催したりもしました。
それらすべての小さな活動の向こうに、私たちはいつも、途方もなく大きい夢を描いていました。それは、私たちが信じる「創造」と「対話」の拠点となるような、リアルな「場」をひらくこと。
その夢がついに今、ひとつの形になろうとしています。
***
2026年春、場所としての「ANONYM」が京都にオープンします。
コンセプトは「Creative Base」。
多種多様な芸術表現が生まれるイベントホールと、障害のある子どもたちが創造・表現行為を通じて生きる力を育む福祉事業所がひとつになった、これまでにない形の文化複合施設です。
もちろん、ANONYMの原点であるコーヒーやハーブティーを味わえるカフェスペースも併設します。新しい拠点では、私たちの理念をさらに深く体現したメニューへと一新する予定です。どうぞご期待ください。
***
「私たちはもっと創造的になれる」
「名もなき一人ひとりの創造性が未来をつくる」
その想いを道しるべに、私たちは歩んできました。
来春オープンするこの場所が、訪れる一人ひとりの創造の拠点となり、未来を織りなすための舞台になることを心から願って、毎日準備を進めています。
立ち上げ以来、ANONYMを支えてくださった皆様に、あらためて感謝します。これからも、私たちの挑戦を応援していただけたら嬉しいです。
オープンまでの間、いろいろな情報を発信していきますので、ぜひ引き続きチェックしてください。
